THE BRIDGE/ブリッジ


オーレンス・リンク

ドラマのタイトルでもあり、ドラマの象徴ともいうべき橋。


デンマークのコペンハーゲンとスウェーデンのマルメを結んでいる橋なのだが、

実は北欧を旅行したことがあるのに、この橋のことを全く知らなかった。

このオーレンス・リンク、トンネル、橋、人口島を組み合わせたもので、

スウェーデンからデンマーク国境までが海上にかかる橋で、

国境からデンマークまでは海底トンネルになっているそうだ。

ということは、橋が途中で切れているように見えるんじゃない?


そして、オーレスン・リンク、車道だけでなく鉄道も通っている。

その上、美しい。


ドラマはオーレスン橋のデンマークとスウェーデンの国境線上に女性の遺体が置かれるところから始まる。しかもその遺体が見た目は一人だが、実は真っ二つに切断された遺体で、上半身と下半身が実は別の遺体って、いきなりですかのオープニング。

遺体が国境線上にあったため、スウェーデンとデンマークの共同捜査ということになり、担当になったのが、スウェーデンの女性刑事サーガ・ノレーンとデンマークのマーティン・ローデ刑事。

サーガはたぶんアスペルガーで(ドラマではっきりとは言われていないが)、他人を気にせず思ったことははっきりと口にしてしまうため、周りとのコミュニケーションが苦手だが、論理的でできる女であり、一方のマーティンは再婚して子供が合計3人いるが、どういうわけか非常にモテモテの刑事。


最初は、この二人の主役で面白くなる?と半信半疑で見始めたのだが、

事件の異常さとふたりの関係の変化、時々挟まれるふたりのプライベートの話もあり、

久々にどハマりなドラマとなった。

こんなにはまるとは思わなかった。一番はやっぱりサーガの魅力かもしれない。


実際の放映は2013だから、乗り遅れもいいところだが、このところ北欧ミステリーにはまっており、先日まで読んでいたスウェーデンの「犯罪心理捜査官」の作家が、このブリッジの脚本を書いているとあとがきにあったので、みはじめたらミイラ取り状態。

決して明るいドラマではない。どちらかというと暗い。

映像もグロいし、話も暗いし、音楽もくらい。

エンディングも暗い。

シーズン1は事件は解決したが、多大な犠牲を払う結末だった。

そして今、シーズン2を見ている。

北欧といえば…

最初はウェグナー、ヤコブセンから魅せられた北欧、それからアアルト、リサ・ラーソン、イッタラと雑貨に向かい、今では北欧ミステリーからドラマ、映画へと広がり、とどまることのない私の興味が一体どこまでいくのか。

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